
10月7日・8日の両日に跨って福島県猪苗代町南ヶ丘牧場行われたこのイベントは今年で6回目の開催。プレ大会も入れると7回目となる。主催者の森山氏から7月の天神浜シクロクロスでこのイベントの話を聞き、今回撮影のお手伝いをさせてもらった。
7日の早朝、9:30からのツーリングに間に合うように出発するが、いわきJCTまでずっと雨。しかしトンネルを抜けると道路は乾き薄明かりが差しこんでいる。これは7月にサマークロスで来た時と同じ展開で、イベントの楽しさを予感させるものだった。
DAY1
午前中はゲストライダーの竹谷賢二氏、山本和弘選手と一緒にツーリングが開催。天鏡閣など猪苗代町の歴史資産の見学をしながら参加者全員笑顔で走る。途中野口英世記念館のある観光センターで昼食して会場まで折り返す20km弱のルート。サポートカーあり、プレスカーありで至れり尽くせり、これだけ見ても主催者側の参加者に楽しんでもらおうという計らいが窺い知れる。

出発前に全員で記念撮影。

天鏡閣では皇族気分を味わう?

バックに猪苗代湖を望む高台で集合写真。みんないい笑顔!
磐梯山が見張らせる場所でも集合写真
午後からはビギナークラス、スポーツクラスに分かれてコース攻略のスクールが実施された。
あいにく途中から雨が降り始めスポーツクラスはレース前の怪我を回避するために三熊ドロップとネーミングされた20mほどのドロップオフにチャレンジすることができなかった。

少々スパンが短いが、安全に飛んだ気分を味わえる『TKキャニオン』

ゴツゴツした岩が思い通りのラインを走らせてくれない『魔女っこ岩』

乗車して登れるライダーは何人いるか?『KAZU男坂』
この他にも『激落ちくん』などの迷所?がしっかりと雨を含んで次の日のレースを待つ。

夜はゲストライダーの二人とスタッフがレース成功の祈願で大盛り上がり。

さて、DAY2
前夜の大酒が利いたのか、朝から快晴。朝のうちは肌寒い。
早朝から待ちきれないライダーが集まり受け付け後試走する。

朝日を背中に浴び、磐梯山の方向に向かって開会式

磐梯山をバックに参加者全員集合写真。これだけ人数がいるとなかなか全員注目してくれない。
ビギナークラスは難所は避けられてはいるが、3.3kmのコースを2周する。

本当はビギナークラスじゃ走っちゃいけないほど増子(チーム フォルツァ)はぶっちぎりで優勝。
アジア選手権が行われるレバノン遠征が控える山本カズが19時までに成田に行かなければならないため当初のレース進行スケジュールを変更し、エリートクラスのレースを第2レースに開催。このエリートクラスは東北MTBネットワークのシリーズ最終戦を兼ねており、スタート地点に向かうライダーを一人ずつ紹介。

エリートクラス、スポーツクラスのスタートは写真の向こう側から一気にこの坂を駆け上り、6kmのコースを3周で争われる。
レースはゲストライダーの山本カズが遠征前の最終追い込みでほぼ全開走行。当然ながら誰も追いつけない。

大勢のギャラリーの真横の『三熊ドロップ』を下って来る山本カズ
続いて竹谷氏。竹谷氏もホノルルトライアスロンへの遠征が控えているとのこと。
東北MTBネットワークポイントランキングの上位の二人は終始パックになりレースを進める。
どちらも逃げ切れない、抜ききれない状態が続いた。


山本カズが爽やかな笑顔でゴールした数分後、トップ二人が登り坂で意地の張り合う。

本部から死角になるバーべQハウスの裏を回って先にゴールしたのは石黒(ウエノヤマ)。シリーズチャンピオンも同時に確定させた。

このコースのプロデューサーでもある三浦(ジンギス友の会)は惜しくも2位。

スタート直後チェーンが切れて終った早瀬は大きく出遅れるもゴール間際前走者の大澤に追いつき、手をつないでお互いをたたえ合いゴール。
昼食はジンギスカン。
地元の高校生がボランティアで手伝いに来て支給してくれる。
レースを終えた参加者は美味しい肉を食べながらレースを観戦できる仕組みになっている。

ちびっ子クラスは事細かに細分化されそれぞれのレベルでバトルを展開。


ちびっ子クラスは走っている子供を見ているより、応援している保護者を観察している方が面白い。

走り終わったライダーのゼッケンを回収するのもボランティアの高校生がやってくれる。
スポーツクラスは40歳を境にAとBに分けられ、時差式スタートとなった。
Bと一緒にエキスパートレディースも出走。
この中にいるはずだったTeam UKYOの中村千鶴は試走でハブを壊してしまいDNS。個人的に千鶴ちゃんを撮りたかったので残念。


このクラスでは何度も転んだであろう泥だらけのライダーが何人もいる。

終盤『三熊ドロップ』攻めるエキスパートレディースに参加の早瀬。3段目で大きく飛ばされ大クラッシュするもレースに復帰して最後まで完走。

うちの長男もオマケで参加。初のMTBライドでしかも初レース。身分にふさわしくないような高価なバイクを借りてのレース。バイクがGTだったので格好はブライアン・ロープスをイメージしてみた。
さすがに3連休ってこともあり、帰りの東北道は激混みの様子だったので、いわき経由の常磐道でスルっと渋滞知らずで帰宅。カメラもカメラマンも共に電池切れ。疲れは楽しさの裏返しなので、かなり楽しいイベントであったのは間違いない。
来年も他のイベントを含めて色々な企画があるようだ。首都圏からのアクセスも非常にいい場所なので、都合のつくクロカン大好き人間は是非参加してもらいたい。
主催のジンギス友の会の皆さん、及び参加者のみなさん、ありがとうございました。
